2011年6月25日土曜日

古代米の浦部農園に行ってきました。

先週、仕事の取材で群馬県藤岡市にある浦部農園に行ってきました。
湘南新宿ラインで新宿から2時間半くらい、新町という駅にあります。
駅には今回インタビュー取材をする浦部真弓さんが待っていてくださり、
車でそのまま浦部農園の大麦畑へ連れて行っていただきました。

これが浦部農園の大麦。






















ぴーんと真っすぐのびた大麦は太陽の下で神々しいくらい黄金に輝いて
拝みたくなりました(笑)


今回取材した浦部真弓さんは、もともとは東京都の職員をされていて、
32歳の時にかかった自らの難病ペーチェット病の療養のために
旦那さんのご実家の群馬で有機農業を始め、米、麦、大豆を育てるうちに
その美味しさがクチコミで伝わり、今では28ヘクタールもの圃場をもつ
大農家となった有機農業ビジネスの成功者です。
本気で有機農業を広めるために研修生も受け入れていて、来年頃には
立派なセミナーハウスもお家の横に建つ予定だとか。

そして失明宣言まで受けていたペーチェット病ですが、有機農業を始めて
なんと完治してしまったそう!
60歳には見えないお肌つるつるの元気いっぱいのステキな笑顔からは
難病の影など想像もつきません。
マクロビの師範ももっている、と聞いていろいろとナットク。
とにかくスゴすぎる方です。





















これは他ではみられないという見事な苗畑。きれいだった〜

















お家の裏には自然になった桃の木がそれはそれは見事にたわわに
実っていて、肥料も農薬もなしでこんなにきれいな桃ができるんだ〜
とビックリ。お土産にいただきましたが、甘酸っぱくて自然の桃の
優しい味がとても美味しかったです。











































これは人参の花。きれ〜い






















ご自宅の前に育つ黒文字という低木の葉を煮出したクロモジ茶を
美味しい水ようかんと一緒に出していただきました。



















クロモジ茶はジャパニーズジャスミンティーとも呼べるような
香りあるぜいたくなお茶だそう。関節痛や肩こり、皮膚病にも
よいそうです。葉っぱはこれ↓

















浦部さんの口から聞くお話はどれもほとんどが初めて聞くことばかりで
ただただ驚きで「へ〜〜っ!すご〜〜いっ!!」の連続。

帰りには貴重な皀莢(サイカチ)までいただいちゃいました。
これまた初めてその名を聞いたのですが、これがサイカチの木になる豆の部分です↓



かつてはどこにでもあった樹木で、昔から石鹸代わりに使われてきて、
薬効はアトピーや皮膚疾患に特によいそうです。
昔の人は熱冷ましにも用いたりした子々孫々に継承したい薬木だそう。
その高い効能から地域によっては保存活動が行われていて、サイカチマップを
作っているところもあるとのこと。

そんな貴重なサイカチ、「煮出してお風呂に入れたりローションにしたりすると
お肌もちもちになるわよ〜」と浦部さんに言われて今日早速煮出してみましたが
シュッシュッと顔にふきかけて少しするとお肌が不思議ともちもちに。
す、すごい!!今晩のお風呂が楽しみぃ〜!!

サイカチについては浦部農園さんの「マダム・オリザの薬箱」に詳しい説明があるので
気になる方はこちらからどうぞ。

美味しいおいしい古代米はこちらから購入可能です。

浦部さんのような本気で有機農業をやられて広めてくださる人がもっともっと
日本中に多く出てくるといいな〜。そしたら日本人がもっと健康でイキイキするはず。

浦部さんは8月27日(土)、28日(土)に東京ウィメンズプラザで行われる
VISIONS』フォーラムに登壇いただきます!
この『VISIONS』は日本中で持続可能なコミュニティ形成をされている
すごい方々が目白押しで登壇します!ぜひ足を運んでみてください!



2011年6月16日木曜日

たむらファームの奇跡の人参ジュース&ふりかけ

近所の秘密基地「さくちゃん工房」で手に入れた
群馬県太田市で自然農をされているたむらファームの
「とろりにんじん」と「人参ふりかけ」をゲット。






















農薬はもちろんのこと、肥料も一切使っていない
完全自然栽培で作った人参100%の濃厚とろりにんじんジュース。

人参ジュース飲んで、人参が育ったふかふかの土した田んぼの匂いまで
感じれるジュースなんて他にないです。
はい、これ以上のにんじんジュースはないんです。

ふりかけも人参の葉の風味がすごい、これでおにぎり作ったら最高でしょ。

たむらさんご自身から以前自然農のお話を聞いたことがあって、
信念を貫いて真面目に自然農に取り組み、究極の農業をされている
本物の農家さんだと思いました。

以前参加させていただいたお話会でこんなことを言ってました。
究極の農業の結果論として、

1、無駄がなくなる
2、環境にやさしい永続農業
3、ごまかしのない純粋な心
4、真の健康の達成

とろりにんじんや人参ふりかけを一口味わえば、この4つの言っている意味が
わかる気がします。そーいう味なんです。

とろりにんじんを味わってみたい方はたむら農園のサイトからも購入できます。
こちらのサイト(せたがや市)でも購入できるみたい。

今年は限定400本だそうなので本物の味を知りたい方はお早めにお楽しみあ〜れ〜


2011年6月15日水曜日

御岳山でエネルギーチャージ〜つるつる温泉〜


前日の夜は興奮しすぎてみんなさほど眠れなかったみたいだけど
心が喜んでる時は体もなぜか元気。
美味しい食事と空気をいただいたせいか体がとにかく軽い♪

みんな早めに起きて朝風呂へいき、御岳山の朝の光を浴びてさっぱり
したところで、この御岳山の採れたて野菜の数々が並ぶ美味しい朝食を
いただき、また今日もステキな一日が始まる期待感でいっぱいです。

















ご飯はなんと朝からおひつに入った筍ご飯。

おひつの蓋を開けると筍の香りがふわっと広がって、キラキラ輝く
ごはん粒も、あーこれがご飯だ〜という正真正銘の美味しいお米。

あまりの美味しさにみんな軽く2杯おかわりしちゃいました。






















朝食後は昨日少ししかご挨拶できなかった武蔵御嶽神社へ
朝の参拝をしに行きました。

御岳山にはパワースポットなる場所がいくつもあり、
その中の一つがこの武蔵御嶽神社の裏山あたりにあるそう。
大口真神社近くでなんだか気になるなと思って脇道をゆくと
かつて使われていた井戸らしきものがあって、その横の森の空気が
なんか全然違うな〜と思ったら後で知ったのだけどそこがまさに
パワースポットでした。その名の通りの場所でした。

参拝後に宿の近くにあるこのトトロがいそうなご神木にもご挨拶。






















ななんと、国の天然記念物で樹齢は推定1千年!だそう。
平安時代からこの木はずっと御岳山にそびえたって
山を守っていたんだぁ。
それなりに年を重ねたと思っていた私でもこの神木にしたら
赤ちゃんにも満たないレベルで、幾千年もの年月を経てきたこの
圧倒的な存在感にただもう手を合わせるのみ。




朝のご挨拶も一通り済んで、
2日目は日の出山の山頂を目指します。
そしてその後はお楽しみのつるつる温泉♪

日の出山への山道はなだらかで山歩きをするには
快適なコースで、そのコースを歩く事だいたい
2時間半くらい。
途中お昼用にと宿の方に握っていただいた感動の塩むすびと
友達が持ってきた盛りだくさんの遠足用お菓子(笑)を
パクつきつつ、日の出山山頂へと辿り着きました。






















山からの眺めは霧に霞んでいて墨絵の世界でした。
この霧霞の景色は御岳山の特長の一つだそうです。























満開に咲くこんなきれいな山ツツジも山頂付近にありました。






















山頂からの眺めを楽しんだ後、向かうはいよいよ
つるつる温泉。

下り坂が中心で、これが想像以上にきつく長く感じ、
私も含めみんなだんだんと口数が減っていました。
下りの方が足への衝撃が大きいため、出口に近づいてきた
頃には膝やつま先がジンジン。

そんな足の疲れも瞬時にかき消してくれた?気がする
超辛口だった赤大根。
地元の方が被災地への募金に役立てるために募金BOXと共に
置いたようで、一緒に行った友達が見つけて赤大根を買ってました。
私も少しかじってみたけれど、結構辛くて目覚めました(笑)


この辛口大根を食べて出口を目指して歩く事30分程、
山頂からは約2時間ちょっとでようやくつるつる温泉が見えてきました。

みんな朝から山道を歩いていたので汗を流せて
お肌つるつるになれる温泉を楽しみにしていました。

つるつる温泉は想像していたよりもずいぶん大きくてきれいな
温泉施設でした。つるつる温泉HP

ここでも
はぁ〜、うひゃぁ〜、ふへ〜ほへ〜

など湯船の中から幸せのつぶやき(雄叫び?)が聞こえてました(笑)

みんな生まれたてベイビーまではいかないけどそれなりにつるつるお肌に。
お風呂上がりの一杯&おつまみをいただき、2日間の旅の充実時間を噛みしめて
いました。

いや〜、はっぴーはっぴー、GNPは下がってもいいからこういう一人一人の
幸福感の充実がいちばん人を元気にするな〜


夢心地にさせてくれた2日間、次回開催を秋にしよう♪となったので
次回もどんなミラクル&感動が待ってるか心待ちにしてますッ。



2011年6月13日月曜日

御岳山でエネルギーチャージ〜いざ御岳山へ〜

ままごとやでの至福のランチで危うく最終目的を忘れそうに
なったけど(笑)、さぁ御岳山へ向けていざ出発〜!

御岳山へはJR青梅線の御嶽駅で降りてゲーブルカー
乗り場のある滝本駅までバスで10分ほど行きます。
そしてこの青空ケーブルカーに乗って山頂へ高低差422m
もある斜面をぐんぐん登ります。























頂上に着くと、山にはこんなかわいい高山植物が
いっぱい咲いてました。





































こういう時、友達から教えてもらったアイフォンアプリ「図鑑カメラ」
があれば写した植物の写真を図鑑で調べて、その場で植物の名前が
わかっちゃうからいいかも。

インフォメーションセンターに行って午後から歩くおすすめコースを
聞いたら、ガイドさんのおすすめは七代の滝と長尾平を周って
最後に武蔵御嶽神社で参拝する2時間ちょっとのコースとのこと。

ということで私たちはまず今晩お世話になる宿坊「能保利」に
大きな荷物を降ろして、身を軽くしてから出発しました。

途中、天狗岩にも登り、岩の上にそびえてた天狗にご挨拶も。











































今回は時間の都合で奥まで行く事ができなかったけれど
天狗岩から15分ほど行った先にある御岳山の人気スポット
ロックガーデンの入り口にも少しよってみました。

屋久島を思い出す岩苔の世界。






















ここで私たちは苔ワールドに酔いしれるのも束の間、
花より団子ならぬ苔より団子ということで、ケーブルカーに
乗る前に買った「きびもち大福」を食べながらちょいと一服。

水に足をつけてみたけれど、想像以上に冷たい!
というより、痛いぃ〜
でも足のむくみが取れて足がだいぶ軽くスッキリしました。

苔岩を後にして、狭い一本道の急斜面を下ること30分ほど、
だんだんと滝音が近づいてきて、滝しぶきからの霧の
マイナスイオンでひんやりとした空気に変わっていきました。

そして突如として七尾の滝がドドドドドッと音を立てて登場〜。






















神聖な空気感が辺りに漂っていて手と足がびりびりきました。
これは入るしかないね、ということで膝くらいまで滝の中に
つかってご挨拶。
水から出てもしばらくみんな滝から出るマイナスイオンといい
エネルギーを全身で吸収してました。

七尾の滝でのエネルギーチャージが終わると、
下ってきた分のひたすらの上り道が待ってました。

だんだんとみんなの口数が減り、ヒーヒー言い始めてきて
長尾平の展望台に着いた頃にはみんなバテバテに。

でもワインソムリエの顔を持つオーナーが入れてくれた
美味しいわき水を使ったコーヒーは抜群に美味しくて、
このコーヒーを飲みながら宿へ戻ってからのプランをワイワイ相談。
やっぱりまずは汗を流しに温泉に行って、その後美味しい夕食だね
ということで神社の後のプランはあっさり決定。

武蔵御嶽神社でガイドさんおすすめの登山安全守りをゲットして、
時間が遅くなってしまったので、明日の朝改めて参拝しようということで
さっと軽くおいぬ様にご挨拶をしてきました。























御岳山は、標高929mの山頂に建てられた関東でも有数の
神聖な土地=霊場なのだそう。
奥社に向かってどんどん入っていくと空気が全然違って
結界が張られてるのが分かりました。
なんだかただならぬ場所であるのは確かみたい。






















神社を後にして、今日のハイキングは終了〜、いざ温泉へ。

お風呂から望めた御岳山の自然豊かな景色も最高だったな〜
写真撮りたかったけどいろいろとモザイク処理が必要なので
撮りませんでした(笑)

はぁ〜、ふぅ〜、ほへ〜、ひゃ〜

と声にならない声が湯船のそこかしこから出てました。

そしてお風呂でさっぱり汗を流した後は待ちに待ったお楽しみの夕食♪

名物のさしみこんにゃくや自家製の新鮮で生き生きした野菜、
ほうば味噌がのった土鍋で焚いたご飯など、またまた充実の内容。

















まちがいなく、これまで食べた中で一番に美味しかったワラビ餅のような
ぷるぷるの食感&キラキラに輝くさしみこんにゃく。お土産にも買いました。


















この地元産の梅も口の中でとろけて抜群に美味しかったな〜























偶然にもその晩のアド街ッ区天国で私たちがまさにいる
御岳山特集が放送されていて、このさしみこんにゃくや宿坊、
私たちが行ったハイキングコースが紹介されていて、
「うちら完全にナウだね」と優越感にひたってました(笑)


ままごとやでのランチ、滝でのマイナスイオン浴、温泉、宿坊での
ディナー、どの時間もしあわせ過ぎて至福カウンターがあるとしたら
何度もメーターが振り切れていたはず。


興奮して修学旅行のテンションとなりみんななかなか寝付けなかった
けど、神聖な山で過ごした一日目は天気にも恵まれ言う事無し!
の時間でした〜。



2011年6月12日日曜日

御岳山でエネルギーチャージ〜ままごとやdeランチ〜

先週末の晴天に恵まれた土日で、東京の奥座敷、奥多摩(青梅市)にある
御岳山(みたけさん)へ行ってきました。






















近所の秘密基地で心通じあって、呼び寄せられた仲間たちとより濃厚な時間を
過ごすべく(笑)、なんなら一泊しちゃう?と勢いづいて行った旅、
楽しすぎて身体も心もゆるみっぱなしで最高のエネルギーチャージが
できちゃった。


御岳山は新宿から中央・青梅線快速を乗り継いで約1時間ちょっとのところに
あります。

今回は青梅線、沢井という駅で途中下車をしてまずは最初のお楽しみ、
清酒・澤乃井 直営料亭「ままごとや」でのランチ。
ここは名前の通り清酒メーカー澤乃井さんの直営料亭で広い敷地内には
酒蔵見学ができる酒蔵や美術館(櫛かんざし美術館)、美味しい湯葉やお豆腐、
清酒などが売っている売店、中庭、そして今回行ったままごとやなどの食事処が
いくつかあります。

愛用のカメラが春眠中のため、あのきれいな景色をちゃんと写すことが
できなかったのだけど、こんな感じ。






















すぐ横には多摩川のせせらぎと吊り橋がみえます。












































う〜ん誘惑がいっぱい。
でもこれから山ガールになるので日本酒背負って
山歩きはできないね、ということでなんとか誘惑に
打ち勝って、待ちにまったままごとやへぜいたく懐石ランチを♪

中へ通されると旅館のようなお部屋から吊り橋と多摩川の
せせらぎが、、、
既にみんなのテンションがマックスに(笑)




















私たちが今回頼んだのは花コース(3,990円)

















上品な女将さんからの「利き酒セット「起承転結」がありますよ」なんていう
甘い誘惑にコロッと負けて、昼間から利き酒ぐびぐび飲んじゃった(えへ)



















同じお酒でもこんなにも味が違うものかという程フルーティな味だったり
辛口きりりな味、まろやかな味などそれぞれの個性を楽しみました。

でも利き酒セットを飲んだみんな全員一致で一番高価な
本醸造大吟醸「結」に軍配が。これを飲んじゃうと他のが飲めない。
やっぱりお値段だけのことはありますな。


そしてこれからが本番の花コースです。

紫蘇の香りがすごく良かった紫蘇100%のジュース






















スプーンですくって食べるできたてのおぼろ豆腐。
豆乳もおいしかった!






















品のいい味付けでみんなうなった卯の花煎り






















お口の中でとろけてもうイチコロだった湯葉刺し






















見た目からも伝わるでしょう?の美味しさ、湯葉包みあんかけ



美味しいもの勢揃いした、ままごと盛
(白和え、お豆腐、もろきゅう、麩饅頭、青菜煮浸しなどなど)






















もう降参ですってくらい美味しい煮湯葉の煮つけ






















この辺になってくるとみんな幸せに満たされすぎて、
ため息しかでない食コメンテーター失格状態の域に。

はぁ〜おいしいよぉのふっくらきびおこわ
真ん中にのった塩漬けされた桜の葉とのバランスが上品ッ

















そして最後はデザートのフルーツ盛り























岸朝子さんが何回でてきたことか(笑)

窓から見える景色と川のせせらぎの音、料理すべてが
夢心地のランチタイムでした。
こんなに自然豊かな場所があって、美味しい日本食と
おもてなしの心をもった人がいて、日本ってやっぱり
本当にいいところなんだなってしみじみと感じる時間だった。


ままごとやランチ後は釣り橋を渡った先にあった
鐘をそれぞれ突いて鳴らし、「寒山寺」で旅の祈願をしました。












































えっとまだ目的地御岳山の最寄り駅へ辿り着けてません(笑)

ですがこのページ、ままごとやランチで既にお腹いっぱいなので、
次回「いざ御岳山へ!」編をお届けしま〜す。