2011年2月27日日曜日

フォトジャーナリスト桃井和馬さんのトークイベント

「フォトジャーナリスト 桃井和馬さんのトークイベント
〜私たちのごはんとつながる私たちの知らない世界の話!」
へ昨日行ってきました。

前職でよくランチに行っていた恵比寿のアサンテサーナカフェ
この美しすぎる写真を見てすぐに申し込んだこのイベント。



















ここは南米ギアナ高地。
雲の向こう側にスコールが降っていて、そこに太陽の光が射し込み虹が
生まれたその瞬間をおさめた写真。
「地球上でこれだけ手つかずの自然が残された地は、もう世界中どこを
 探してもない、地球最後の貴重な写真」と桃井さんは言っていました。

この他にもソマリア、コンゴ、エチオピア、アフリカ、ボリビア、ペルー、
ツバル、フィリピン、ミャンマー、チェルノブイリ(ソ連)、N.Y、パタゴニア、
伊勢神宮など世界中で桃井さんが撮ってきたメッセージ性の高い神秘的な写真を
見せてもらいました。


その写真と共に、
「私たちのごはんとつながる私たちの知らない世界の話!」を聞くことに。

戦争と環境は全てリンクしていて、環境とは食や資源のこと。
食や資源が豊富な国境をめぐって、何かしらその環境の奪い合い=戦争が
起こっていて、私たちが手にしたいと願うお金は全てこの地球にある資源が
作り出していると。

本来、全ての生物は助け、助けられる存在であるはずなのに、
人は資本主義の中で手に入れることにだけに夢中になり、手放すことが
できなくなっている言っていました。

少なくとも食べた分だけの助けの行為が必要だと。

世界水会議の中で、2025年までに地球にある国の7割が水不足になる
と言われているそうです。水が無くなったら、世界もなくなっちゃう、、ね。
桃井さんの写真をみていると、2025年という数字すら予測が甘いのでは
と思えてくる。
















今起こっている自然災害を見れば、“何か”が起こっていることはみんな
分かっていて、その為に少しでも気づきを持てば、少なくとも
やらざるべきことは見える。

写真を見て涙がたらーんと出てきたのは久しぶり。
それは、こんな綺麗な地球になんてことをしているのだろうという
桃井さんのメッセージが痛いほど伝わってきたから。

桃井さんは、「みんなもっともっと旅に出て」と言っていました。
自分の目で見れば、やるべきことも分かるんだと思います。

あー、世界一周とかまた旅に出たくなっちゃった。(ウズウズ)

桃井さんのブログはこちらから

2011年2月21日月曜日

映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を見て欲しい。

<石油に依存しない社会づくり>を目指そう!

「そんなことは今の時代、どこの国でも無理でしょ〜」

そう思っている人多いかと思います。

でも、
2020年までに石油に依存しない社会づくりを目指していくこと、
そして脱原発を国民投票で決めた国が実際あります。
その幸せな選択をした国は「スウェーデン」。

持続可能な社会へとスイッチをパチンッと切り替えたんです。

「できるの??」「どうやって???」

観てください、この国にとって、とってもとっても重要なこの映画を。


オフィシャルサイトはこちら

▼▼▼予告編ムービー▼▼▼
http://www.youtube.com/watch?v=_C6bYYYSSGE

舞台は山口県の南東にある、室津半島と長島、祝島、八島からなる上関町。
長島の先端にある田ノ浦海岸は、温暖な気候と黒潮の影響により、
世界的に珍しい生態系をもち、絶滅生物が未だに存在するなど、
手つかずの海岸を残す稀にみる豊かな海域で、1000年もの間そうした
自然と共に暮らしてきた美しい島だそうです。

この生物多様性のホットスポットで、瀬戸内海の生命線ともいえる海を
中国電力が上関原発計画を掲げ、強行工事を行おうとしています。
住民は原発計画に一貫して反対し、10億8000万円もの漁業補償金の受け取りを
拒否して28年間原発に反対をしています。
2月20日の今日、まさに中国電力が数百人規模の動員をかけて、埋め立て
工事を強行しようとしているそうで、この映画の監督は昨日急遽祝島へ
向かいました。

私は昨日この映画を友人と観に行ってきました。
映画の上映後に監督とキャンドルJuneさんの対談があったのですが、監督が、
「都会に住んでいる私たちは何ができるだろうかと考えたときに、まずは
知ることだと考えています。知識を得る事が解決していく魔法。(中略)」
と言っていました。<対談の内容はこちらから>

全てにおいて、知らないことが何よりこわいです。
知ることでどうしようか考える力が生まれる。

ほんんっとに、日本人全員が見た方がいいと思います。フェアに、
今を知った方がいい。そのためにまずは自分の家族、友だち、もうちょっと
ひろげて店のお客さん、地域の方々…と、見てもらえる環境を用意するのが
わたしの役目です。
(フードコーディネーターの根本きこさんのコメント)


私はこの映画を友人から聞いて初めて知りました。
そして映画を観てこの問題が祝島の問題でないことも知りました。
この問題の先にあるものは、私たちの国の未来の問題!!

今あの島で何が行われようとしているのか、
詳しくは祝島島民の会Blogをみてみてください。

そして、一人でも多くの人にこのことを伝えてあげてください。

最後に、日本は2012年までCOP10(生物多様性国際会議)の議長国です。
そしてこの映画の舞台となっている陸・海域はCOP10でも注目されたほどの
「奇跡の海」だそうです。

2011年2月17日木曜日

京都の旅〜食べて食べて食べる編〜

京都では神社巡りと同様に楽しみなのが食。
何度か京都に来てはいるけれど、まだまだ行きたいお店はたーくさん。

で、いろいろと選択肢があるのに毎回つい立ち寄ってしまう
錦市場のすぐ横にある美味しいお豆腐料理のお店「錦そや」。

以前友達と錦市場を散策していて見つけたこのお店、
今回も初日のランチに行ってきました。

お店のこじんまり感といい、全席オープンカウンターな感じといい、
昼夜共にコース料理(2,500円)のみという潔さといい、なんか好き。

今回も自家製豆乳から始まり、美味しいデザートまで満足なランチでした。

濃厚な新鮮自家製豆腐。

















豆腐と山芋の茶碗蒸しみたいな感じ。

















車麩の田楽などなど。

















和、洋、中から選べる鍋の中から私が選んだ和の「豆乳野菜鍋」。

















やわらかおからコロッケ。

















おこげご飯に熱〜いほうじ茶をかけた大人なお茶漬け。

















ふきのとうと木いちごが添えられた自家製杏仁豆腐。

















満足♪

そして2日目のヒットは粟餅。

実は北野天満宮よりも行きたかった「澤屋の粟餅所」。
北野天満宮の前にある小さなお店で、参拝者の一服処として
なんと320年!近く続く歴史ある粟餅屋さん。

お店に入るとおばあちゃんとおじいちゃん、そして兄弟で
あろう人達が粟餅をこねこねして、あんこやきなこを絡めている
姿が見れます。



そんなおばあちゃん達が作っている粟餅が柔かくてやわらかくて
楊枝で刺さらないくらい。
美味しくてペロリ食べてもうた。


















そして最終日は雪が散らついてきたので、大徳寺の中にあった
精進料理のお店「泉仙」を見つけ、ここでランチを。

なぜか最初にお抹茶とわらび餅のうれしいサービスが。

















わらび餅も出来たてのやわらかさでこれだけでも既に大満足。

















そして昔の人はこんな料理を食べていたのかもねーと思わせる
身体に良い野菜や湯葉、麩などを使った料理の数々をいただきました。

















この一枚を撮った後、写真を撮るのを忘れ全部たいらげてしもうた
ことにはっ!として。。
たいらげたものは、湯葉のお吸い物や菜の花のご飯などなど。

京の都の食の数々、大変美味しゅうございました。

帰りには京都駅伊勢丹に入っている高台寺にある茶房「洛匠」の
ぷよぷよ出来たて黒糖わらび餅をお土産に買って帰りました♪
このわらび餅には、うちの両親からも
大変美味しゅうございましたのコメントが出てました。

2011年2月15日火曜日

京都の旅〜枯山水編〜

旅で必ず大小様々なハプニングを起こす伝説の女と巷で囁かれて
いますが、今回もはい、やっちゃいました。
当初の目的地台湾から京都へ、私のうっかり(?!)が原因で急遽
予定を変更し、いざ冬の京都へ2泊3日(2/12-2/14)で行ってきました。

底冷えのする2月の京都は人気も少なく、観光シーズンの賑やかさが去って
普段の平静を取り戻した大人の街の表情でした。
お寺や神社を静かにゆっくり巡るにはすごく良い時期で私は好きです。

もう梅も咲いていました。(北野天満宮にて)

















梅も咲いてるし、ということで、当初私もまだ行ったことのない
比叡山言っちゃう?と話していたけれど、ホテルのカウンターで
「積雪がかなりかと思いますが…。登山靴はお持ちでしょうか?」
と聞かれ、冬の比叡山の恐ろしさが伝わってきた為あっさり断念(笑)

今回は市内を中心にまだ行ったことのなかった名所を廻りました。
その中でも大徳寺は期待以上に見所が多く、枯山水の庭園に
見入ってしまった。
(枯山水の良さが分かるようになったなんて私も大人になったもんだぁ〜)

まず最初に行ったのが、由緒ある禅寺の龍源院。名勝庭園のお寺です。

人がいないから石庭を眺める特等席もがら〜ん。

















椅子から見える阿吽(あうん)の石庭。






















阿吽(あうん)の「阿」の基礎石とその横にある古井戸。



























方丈前庭の「一枝坦(いっしだん)」
奥の高い石が仙人の住む山、右手前が鶴島、左手前の苔山が亀山、
白い砂が大海原を現しているそう。








国内で最も小さいと言われている珍しい壺石庭「東滴壺」
(覗き窓から見た石庭と手前から見た石庭)




ここはゲストを迎える部屋だったような。
伊右衛門はんの世界です。


龍源院の表門などの建物は創建当初(1502年)のもので、大徳寺内
最古の建物とのこと。歴史分の深さと味わいがありました。

この他にも大徳寺のいくつかのお寺で非公開文化財特別公開展を見て
きたのだけれど、そのほとんどが重要文化財の為撮影ができず。
そして雪もちらついてきて寒さに負けて写真は撮らず、見学に集中することに。

特別公開展はボランティアと思われる地元のガイドさんがついてくれて、
その人それぞれの個性あるおもしろい説明で楽しませてくれるので、
難しい歴史もすごく分かりやすかったです。

大徳寺内で現在特別公開をしていて今回見てきた「玉林院」と「総見院」。
参考になるサイトを↓

玉林院(床の間の富士霞に見立てた掛け軸と違い棚が良かった〜)
http://www.kyokanko.or.jp/huyu2010/2010huyutabi_1.html#hikokai_9

総見院(教科書にも載っていた織田信長の木像とお墓があった〜)
http://www.kyokanko.or.jp/huyu2010/2010huyutabi_1.html#hikokai_8

2011年2月4日金曜日

南南東を向いてガブリ恵方巻き&クリスタルボウル

近所の秘密基地で恵方巻きを食べて、
クリスタルボウルを聴いてきました。

■□恵方巻き□■
2月3日の節分の日にその年の恵方(歳神さまがいる方向)
を向いて食べると福を呼ぶと言われています。
今年は南南東だそうで、南南東を向いて
心の中でお願い事をして黙って食べるのが正しい食べ方
なんだって。

さくちゃん工房の主が作ってくれた最高に美味しい具材7種類を
自分で海苔とご飯(玄米)にのせて巻いてもらいました。
黙ってがっつり食べました☆

「みんながハッピーな世の中になりますよぅに!」と祈りつつ。

※恵方巻き、あまりに美味しくて写真を撮り忘れました…。

■□癒しのクリスタルボウル□■

















これがクリスタルボウル↑

私は今日初めてこのクリスタルボウルというものを知りました。
横になってリラックスしてその心地よい音の波動を受けると
ヒーリング効果が体験できるというサウンドヒーリングだそうです。

薄暗い部屋でこのクリスタルボウルのステキな音のシャワーを
全身に浴びること30分?1時間?(時間の感覚がありません)
今まで味わったことのない最高のトリップでした。

演奏は、京都弁を話す声がクリスタルボウルのように澄んできれいで、
初めて会った人は彼女のその魅力に吸い寄せられてしまうだろう雲母☆さん
(雲母さんのブログはこちらから)

YouTubeから演奏が見れます↓
http://www.youtube.com/watch?v=22SugQqF3Ig

今日2月3日は新月でもあり、
願い事が届きやすいパワーある日なんだそう。
そして明日からは立春で、
春ももう立ち上がってやってくるそう。
なんだかワクワク。

最後に、
豆腐チーズケーキのデザートを食べながらインド紀行の話を聞いて
またインドに行きたくなってきました。

クリスタルボウルのサウンドは身体にしみいるように入っていくので
夜になっても遠くどこかで音が響いているように聞こえるそうです。

眠るのが楽しくなってきた。

また今日もステキな出会いに感謝。
おやすみなさい☆

2011年2月3日木曜日

米ぬかパウンドケーキ 黒みつがけ

以前職場のランチで行った近所の麦とろご飯のお店で
袋にたっぷり入った米ぬかをいただきまして。

使い道をどうしようかいろいろと悩んでいて、
友達からアイディアを募ってみたのですが、
私は漬け物が嫌いな非国民の為、
やっぱりスイーツがいいってことで、
米ぬかのパウンドケーキに挑戦!

えっと。。
やっぱり適当な目分量がいけなかったのか
しっとりゆるゆる、自分のようなパウンドケーキになりまして、
ゆるさ故にこの型から出すことができない…。(崩れる?)






















材料は、米ぬかに始まり、黒糖やら地粉やら、
隠し味に味噌やらほぼ全て国産の材料で作ったので
身体にはいいハズなんだけどぉ…。

焼き上がったパウンドケーキの上から
手作りの黒密をかけてみたら、
余計しっとりに拍車をかけたのは言うまでもなく…。

こうして失敗作を披露していくことで、
自分の勉強としてこ…。

次回こそは正確に量ります、はかりますとも。