2011年2月15日火曜日

京都の旅〜枯山水編〜

旅で必ず大小様々なハプニングを起こす伝説の女と巷で囁かれて
いますが、今回もはい、やっちゃいました。
当初の目的地台湾から京都へ、私のうっかり(?!)が原因で急遽
予定を変更し、いざ冬の京都へ2泊3日(2/12-2/14)で行ってきました。

底冷えのする2月の京都は人気も少なく、観光シーズンの賑やかさが去って
普段の平静を取り戻した大人の街の表情でした。
お寺や神社を静かにゆっくり巡るにはすごく良い時期で私は好きです。

もう梅も咲いていました。(北野天満宮にて)

















梅も咲いてるし、ということで、当初私もまだ行ったことのない
比叡山言っちゃう?と話していたけれど、ホテルのカウンターで
「積雪がかなりかと思いますが…。登山靴はお持ちでしょうか?」
と聞かれ、冬の比叡山の恐ろしさが伝わってきた為あっさり断念(笑)

今回は市内を中心にまだ行ったことのなかった名所を廻りました。
その中でも大徳寺は期待以上に見所が多く、枯山水の庭園に
見入ってしまった。
(枯山水の良さが分かるようになったなんて私も大人になったもんだぁ〜)

まず最初に行ったのが、由緒ある禅寺の龍源院。名勝庭園のお寺です。

人がいないから石庭を眺める特等席もがら〜ん。

















椅子から見える阿吽(あうん)の石庭。






















阿吽(あうん)の「阿」の基礎石とその横にある古井戸。



























方丈前庭の「一枝坦(いっしだん)」
奥の高い石が仙人の住む山、右手前が鶴島、左手前の苔山が亀山、
白い砂が大海原を現しているそう。








国内で最も小さいと言われている珍しい壺石庭「東滴壺」
(覗き窓から見た石庭と手前から見た石庭)




ここはゲストを迎える部屋だったような。
伊右衛門はんの世界です。


龍源院の表門などの建物は創建当初(1502年)のもので、大徳寺内
最古の建物とのこと。歴史分の深さと味わいがありました。

この他にも大徳寺のいくつかのお寺で非公開文化財特別公開展を見て
きたのだけれど、そのほとんどが重要文化財の為撮影ができず。
そして雪もちらついてきて寒さに負けて写真は撮らず、見学に集中することに。

特別公開展はボランティアと思われる地元のガイドさんがついてくれて、
その人それぞれの個性あるおもしろい説明で楽しませてくれるので、
難しい歴史もすごく分かりやすかったです。

大徳寺内で現在特別公開をしていて今回見てきた「玉林院」と「総見院」。
参考になるサイトを↓

玉林院(床の間の富士霞に見立てた掛け軸と違い棚が良かった〜)
http://www.kyokanko.or.jp/huyu2010/2010huyutabi_1.html#hikokai_9

総見院(教科書にも載っていた織田信長の木像とお墓があった〜)
http://www.kyokanko.or.jp/huyu2010/2010huyutabi_1.html#hikokai_8

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