2011年4月17日日曜日

涙のラストディナー@メルロ・パノニカ

こんなに美味しいマクロビ料理のレストランがあったなんて、かんどー!!

毎月一度は通いたい!ってくらいファンだった
私の大好きな代官山のオーガニックフレンチビストロ「メルロ・パノニカ」が
今月24日で閉店が決まったそうです。

自然素材にこだわって手間ひまかけて芸術的なお皿を作ってくれた
本当にとっても美味しいお店。

だから残念でなりません。

昨晩そのラストディナーを堪能してきました。

私に至福の時を与えてくれたメニューはこちら↓

★アミューズ
カリフラワーと里芋のマッシュ

カリフラワーの歯触りを残しつつ里芋のクリーミーさとあわせた
絶品のマッシュ!色合いもステキ。

















☆パンも美味しいオリーブオイルと一緒に付いてきます。

















このオリーブオイルと塩だってかなりの上質なもの。
手抜きがないです。

















★冷菜
人参と林檎の蒸し煮 レモンクリームソース
金時芋のナッツクリーム和え
ひじき、水菜、ルッコラのサラダ
竹の子のバジルソース和え

私は手前の竹の子のバジルソースが特に気に入りました。
シャキシャキの竹の子に爽やかなバジルが絶妙にからみあって
香り豊かでした。

















★温前菜
板麩とひきわり豆のラザニア

絶対チーズでしょ、これ???と思うけれど、チーズじゃないん
です。白味噌でとろみをつけてあって口の中であっつあつの板麩と
ひきわり豆が踊ってました。おいしーーーーい。

















★パスタ ※3種の中からチョイス
春の山菜のペペロンチーノ

たらの芽などの山菜がたっぶり入って、春の山に行ってきた気分。
ペペロンチーノをペロンと平らげました。

















★メイン ※4種の中からチョイス
ひえと高野豆腐のパート風包み焼き

テーブルにこのお皿が出された時、
「なんてかわいいのーーー!」と言ってしまったくらい
食べるのがもったいない程のステキなプレート。
といいつつ、速攻で食べましたけど〜(笑)

高野豆腐とひえが混ざったものが中にぎっしり包まれていて、
包みを割ってその下にひかれたアルファルファやソースと一緒に
サラダのように食べました。
意外にとってもあっさりしてます。とにかくバランスがステキッ!

















★デザート ※3種の中からチョイス
雑穀クリームとバナナのトライフル
苺のベイクドトーフタルト

通常は一品を選択なのですが、ラストディナーだし、美味しいから
もう一皿追加で!ということで注文しちゃいました(エヘッ)
「マクロビは腹8分って言うんだよ〜」と岡田シェフに突っ込まれながら(笑)

雑穀クリームとココア生地のスポンジ、アーモンドを一緒に食べると
もうコメントにならない幸せがお口に広がってました。
フルーツも新鮮で生命力ある美味しさ。






















そして追加注文の苺のベイクドトーフタルト。

このタルト生地、ほんのりとした塩加減が上のトーフクリームや
いちごの自然な甘さを引き立ててくれて、とっても上品。
こちらも黙々と食べるのみ。
だって美味しいんだもん♪

















※ドリンクも付いて、私はコーヒをいただきました。

こんなに手のこんだ愛情いっぱいの品々なのに、
トータル4,300円のコースです。

ワインを飲んでデザート一品追加しても5千円ちょっと。

マクロビ料理をほんの少しだけ勉強したから分かるけれど、
本当に手間ひまかけて作ることを考えればこれだけのクオリティーで
かなり安いと私は思っています。

そんな魔法の手を持つメルロパノニカの岡田シェフ、
今後は以前このページでも紹介したオーガニックワイン専門店
マヴィー新高円寺」で1dayレストランやお料理教室を開催予定だそうです。
少し休養後、初夏くらいになるとのことですが、復帰する日を首を長く
と言うか、口を大きく開けて待っていまーす。

岡田シェフ、メルロパノニカでの美味しい料理と幸せな時間、
ありがとうございました。ごちそうさまでした。

(後ろ姿の岡田シェフ)


















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