2011年3月15日火曜日

変えるための気づき。

いろいろ不安な情報がこぼれていて、
Don`t worry, be happy
な、お気楽な私ですら夜も熟睡できなくなっちゃった。

でも、これだけのことが起きていて普通にしてって
方が無理な話だから、素直に不安も受け止めた上で
ハッピーなことを考える。

スラムダンクの漫画家井上雄彦さんが描いた
被災者応援のための笑顔であふれるキャラクター画集






















今回の地震で人は自然からとっても重要なメッセージを
もらったんだと思う。ラストメッセージかも。

誰もが何かを心の中で失って、日本中のみんなが
何が今大切かを少なからずどっかで考えてるはず。

<便利>と<幸せ>は違うし、<物質>では<幸せ>は
満たせない。

持続可能な世の中にしていく為に、生産的な思考を一旦
後ろに下げて、大量生産の犠牲になっている背景にあるものの
本質の重要性に気づいていかないと。

節電をして気づかないと。
普段こんなに無駄にしていたエネルギーがあったんだと。
この程度の明るさで充分なんだと。
贅沢な生活の裏でどれだけの無駄があったのかと。
私もようやく段々気づいてきました。

なんで日本は電力会社が一つしかないんだと。
自分たちのエネルギーの未来を考えた時
バイオマスエネルギーでも生きていけないのかと。
いろいろいろいろ考える時間を与えてもらったんだと思う。

山から川の水が引かれているうちの福島の祖母の田舎は
この大災害時でも水に困っていません。
豆たんで暖も一日とれている。
薪でお風呂を沸かしているからお風呂も入れる。
畑には野菜が育ち、蔵には漬け物や根菜がたくさんあるから
慌ててスーパーに買いに行かなくても大丈夫。

市内に住んでる普段祖母よりも便利な生活をしていると
思っていた娘夫婦達は今祖母の住む田舎に逃げています。
便利な文明がストップしてしまったから。
水道も電気もなくてうろたえています。

この先持続的に続く幸せは何かを考えないと。
食べ物もそう。石油もそう。
考えないと。
一方的に今ある文明を反対するのではなく、
長い目でみた最良の策を共に協議して考えないと。

これだけのヒント満載なメッセージをもらったのだから
これ以上の原発は建てなくていい生活に自分たちがシフトして、
電力会社に訴えなくちゃ。もうそんなに電気は必要ないと。

このブログを書いている途中でとってもうれしいニュースが!

中国電力が今日開発工事を再開した、上関原発の工事中断が
決定したそう。
ミツバチの羽音と地球の回転」の舞台となっているところ。
twitterでも多くの人が訴えていて、その反響で全国から多くの
苦情電話やメールがあった影響だと思う。
私も今朝中国電力に苦情電話しました。
こうやってみんなが力を合わせれば大きい力も動かざるを得ない。

一人の意識が変われば、今ある常識も変わるはず。

坂本龍一さんのメッセージ


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