2011年5月6日金曜日

岡本太郎展に行ってきた。

おとといの雨降りしきる美術館日和?の日に
国立近代美術館で開催中の岡本太郎展に行ってきました。

「芸術は爆発だ!」と言ったあのバクハツなおじさま。

GWということ、そして展示が今月8日までとあってか
入場券を買うのに30分、入場まで20分待ちという盛況ぶり。
私はペアチケットを持っていたので20分ちょっと並びました。

封筒とチケットは太郎ちゃんらしい自由なデザインでイイ感じ。
太郎ちゃんの顔の真ん中で真っ二つに切れるチケットデザイン↓






















人、人、人でごった返す中で観た展示は、
東京・青山の住居兼アトリエ「岡本太郎記念館」にある
オブジェや、大阪万博のシンボルで今でも人気の高い
<太陽の塔>の貴重な下絵の展示、そして彼のアイコン的な
お目めのバクハツな絵の数々など、太郎ワールド満載でした。

ただ、少し思ったのが、岡本太郎ワールドを展示するには
空間的にもう少し余裕が欲しいような…

大阪万博の時に太郎が会場の屋根を突き破って「太陽の塔」を
建てたように、もっとダイナミックでバクハツ的展示の仕方が
必要だったように思いました。
国立近代美術館の天井の低さや各展示ルームの狭さがどこか
太郎には窮屈に感じて…
渋谷駅の雑踏にある「明日の神話」くらいのスケール感が
しっくりくるなーって思いました。

美術展って、絵のフレームや展示されている壁の質感や色、天井の高さ、
空間の広さが展示物に結構大きな影響与えると思うので、
太郎が生きていたら、きっと今回の展示に対して物申しただろうなー
と私は感じました。こんなフツーに展示するな、と。

展示の最後に太郎からの言葉というBoxがあり、手を入れると
沢山のメッセージカード「太郎のことば」が入っていました。

















私が引いたことばはこれ↓

















「やる気があれば、何でもできる!」

のポジティブメッセージとして受け止めつつ、
バクハツおじさまからの刺激ある直球メッセージの意味を改めて
考えさせられながら帰ってきました。

「やろうとしないから、やれないんだ。」

たしかに。





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