2011年1月10日月曜日

「知る怖さ」と「知らない怖さ」〜自然農法編〜

最近、自分が食べる食物達がどうやって生産されているかを
聞く機会が多くて、その事実に大ショックを受けてます。
その衝撃の大きさで完全に顔が固まっている私の姿を
見かけた人も多いはず(笑)

でも「知る怖さ」よりも「知らない怖さ」の方が本当に怖い
って思うので、少しでも知ってもらいたくて書いてみます。

昨晩聞いたお話会は「自然農法」について。
栃木県にある「たむら農園」で完全自然農法でからだに
優しいやさいを育てている田村さんのお話会が夜さくちゃん工房
でありました。料理も美味しかった〜

まず、有機栽培と自然農法の違い。
【有機栽培】→「有機栽培」として認定される農薬を使っていれば
有機栽培とされるもので、全く農薬を使わない栽培ではない。

【自然農法】→有機農薬や有機(化学)肥料を一切使わない
完全に自然の恵み「太陽と土と野菜の力」で栽培をする農法。

ミミズなどの虫が食べる野菜は農薬がかかっていないから美味しい
=オーガニックな野菜というイメージが私はあったのだけど、
それは間違いだそう!!

虫の消化器系は、硝酸体窒素(発がん性がある)が含まれるものを
入れやすいため好むんだそうで、虫が食べる野菜にはこの硝酸体窒素
が入っているということだそうです。

で、「硝酸体窒素(しょうさんたいちっそ」ってどこから来るの?

動物性の肥料や化学肥料に含まれてるそうです。

だから、完全な自然農法で作物を作ることは本当に身体に良い
ものができるってこと。でもその為には土壌を整えて、農家の人達が
多くの時間と手間をかけて地道にやっていかなければいけない。
良い土壌ができるまでは農家の人達の家計は???

最近テレビや本などで話題の木村秋則さんのりんごも
こうした手間をかけてようやく実っただから「奇跡のりんご」と
言われていて、政府はこの農法を数年前から木村さんに聞いて、
その本当の良さを分かっていたそうです。なのに何も対策をしなかったそう。

それは全て「お金」。「money, money, money〜」な世界。
「肥料」や「種」を買わなくて良い「自然農法」は、人にとって
一番健康への近道となる安全な食を作ってくれるけど、経済発展の
為には不都合となるから。

これから貿易の自由化が進んだら、作物の価格が上がっちゃって、
日本の農家はとてもやってけなくなって、輸入に頼ることになって、
そうすると日本で自然農法にこだわってやってる真面目な農家で
生産される本当に安全な食料はほぼ壊滅的な状態となる!!!

こわか〜、こわか〜、ほんとにこわか〜

でもいいもん、私は昨晩本当に美味しいもんばかり食べたから(笑)
たむら農園の最高に美味しい野菜と玄米とフルーツみたいな人参ジュース。
この他にもパスタやデザートの白玉ぜんざい、おからドーナツなど
贅沢フルコースをいただいちゃった。
































そしてお土産のぽんせん。(やめられない、とまらない♪美味しさ)

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